旧三池炭鉱専用鉄道

高架式貯炭施設 盛土断面観察

この解体工事の看板です。解体が目的ではなく、「三池港土砂固化処理・運搬」が目的の工事のようです。土砂を固化するのに高架盛土の良質な土を利用しているということでしょうか。産業遺産の消失はさびしい面もありますが、既に役目を終えた高架盛土の単なる撤去ではなく、その解体材が有効利用され新たなものを生み出すのに役立つのであれば、輪廻転生と観念すべきことでもありましょう。いずれにしても100年以上も前に完成した高架盛土の断面を観察できる最初で最後の機会でしょうから、しっかり見守り、記録を残していきたいものです。

工事現場には解体されたれんがや石材のがれきも集積してあります。

れんが擁壁を構成していたれんがのブロックです。イギリス積みされていた様子がよく観察できます。目地コンクリートはかなりしっかりしており、ブロックの形状をよく保っています。内側に積み上げられていたれんがは、侵食されることもなく、フレッシュな状態で私たちの目の前に現れてくれています。

橋台に使われていた石材です。テーパーのかかったような形状や刳り込みが施されていることなど、解体して取り出さなければわからない所見が得られます。

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